パリへの道

遅い夏休みでフランスに行きました。
国内、特に北海道中心だった頃と異なり、結婚後の
長期旅行といえばイタリア、ハワイ、パリ３年連続の海外です。

旅行前の僕のパリのイメージは、
１．Cassandre（右上）、Lautrec、 Amedeo Modigliani（右中※）、Leonard foujitaや
　Montmartreの似顔絵描き、といった芸術の街。
   ※子供コゴロに「黒いネクタイの女」の眼が白目に見えて怖がっていた記憶あります。

２．長ったらしいもったいぶった名前の高級料理
　　「細切りゆでそばの鰹出汁スープ漬け生玉子おとし刻み白ネギ唐辛子添え。」
      (日本でいう月見そば、あくまで例）など　

３．アールヌーボーの動物とも植物ともつかないぐにゃぐにゃと気味の悪いオブジェ。
　Émile Galléはよいが、Hector Guimardのメトロ入り口となると夜はちょっと……

といった感じで、カミさんからのリクエストにも乗り気でなく、予算もないし
今年の夏の旅行プランとしては、南の島（グアム、ハワイなど）でのんびりかな～
という消極的なものでした。
ところが、ＮＨＫの「あなたが選ぶフランス絶景５０」という番組を偶然見ていて、
「あっ、パリもいいな！」って思った瞬間から「行くぞ」スイッチが入ってしまいました。

英語すらまともに話せないのにフランス圏に行くという無謀さ、
少しは勉強しましたが結果的に「ボンジュール」と「オールボア」だけしか使わず、
「２っつ」を「デュー（仏）」ではなく「デュエ（伊）」といってしまう始末。
（２年前のイタリアで、「グラッチェ（伊）」というところ「グラシアス（西）」と言ってしまい、
　成長ないなーと思っています。）

ということはあったものの、時系列では、
１日目：ルーブル美術館前（中には入っていない）→ポンデザール→オルセー美術館→
　　　　　オペラ座（ギャラリー・ラファイエット）→ルーブル通り（Aux Deux Ecus)で夕食
２日目：パリ→モンサンミシェル→パリ→オペラ座前で(L'Entracte)夕食
３日目：ノートルダム大聖堂→マレ地区→ポンピドゥーセンター(外観）→
　　　　　テュイルリー公園→ヴァンドーム広場→オペラ座（ギャラリー・ラファイエット）→
　　　　パレロワイヤル付近(l'incroyable)で夕食
４日目：サクレ・クール寺院→テルトル広場→ゴッホの家→ムーランルージュ前（日中）→
　　　　オランジュリー美術館→サンジェルマン（Les Deux Magotsで昼食）→
　　　　ボン・マルシェ→エッフェル搭→セーヌ川クルーズ（バトゥーパリジャン）→
　　　　ルーブル通り界隈で夕食
５日目：シャンゼリゼ通り→凱旋門→フーケで朝食→マドレーヌ寺院→オペラ座→
　　　　　パサージュ・ショワソル→ホテルから空港

と相変わらず欲張りでしたが、天気もよく、憧れのカフェも満喫し、
カミさんのお友達とも逢えるなど、充実した休暇となりました。

今度はもう少し勉強してから訪れたいとおもいました。
というよりは、ヨーロッパスイッチが入ってしまっています。

というわけで、２３００枚の中から数枚。
（エッフェル塔、レ・ドゥ・マゴ、モンマルトルのサクレクール寺院、ノートルダム大聖堂）